IT資格用語解説基本情報技術者試験・デジタル社会形成基本法
企業倫理
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用語解説
企業倫理は、企業が利益や法令順守だけでなく、公正さ、人権、安全、環境、社会への影響を考慮して、社会から信頼される意思決定と行動を行うための価値基準です。法に明記されていない場面でも判断のよりどころになります。
■ 試験で押さえるポイント
コンプライアンスは法令や社内規則を守ることが中心ですが、企業倫理は法の最低基準を超えて『何が正しいか』を検討する概念です。
経営者だけでなく全従業員が対象で、倫理方針、行動規範、教育、相談・通報窓口、監査、違反への公正な対応によって実効性を持たせます。
顧客、従業員、株主、取引先、地域社会など複数のステークホルダへの影響を把握し、短期利益との対立を調整します。
上司の指示や業界慣行であっても、虚偽表示、利益相反、贈収賄、差別、データの不正利用などを正当化する理由にはなりません。
■ 選択肢での判断ポイント
『法律に違反しなければよい』という選択肢を退け、行動規範、説明責任、内部通報、ステークホルダへの配慮を含む判断を選びます。
例: 製品事故を示すデータを得た企業が、法定報告の要否だけで隠さず、出荷停止、利用者への告知、原因究明と再発防止を行います。