内部統制
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用語解説
内部統制は、組織の業務が適正に行われるよう、経営者が整備・運用し、組織内の全員が遂行するプロセスです。業務の有効性・効率性、報告の信頼性、法令等の順守、資産の保全という四つの目的の達成に合理的な保証を与えます。
■ 試験で押さえるポイント
基本的要素は、統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング、ITへの対応の六つで、目的と要素を区別します。
職務分掌、承認、照合、アクセス制御、棚卸しなどの統制活動は一部であり、経営者の姿勢や情報伝達、継続的評価も必要です。
人の判断誤り、共謀、経営者による無視、費用対効果などの限界があるため、絶対に不正や誤りを防ぐ保証ではなく合理的保証です。
内部監査は独立した立場から有効性を評価・改善する機能であり、内部統制そのものや、財務諸表を監査する外部監査人とは同義ではありません。
■ 選択肢での判断ポイント
四目的と六要素の組合せ、予防的統制と発見的統制、職務分掌、合理的保証を問う問題で、監査だけを内部統制とする誤答を除きます。
例: 購買担当者と支払承認者を分け、発注書・納品書・請求書を照合し、例外を管理者が承認し、内部監査が運用状況を定期評価します。