IT資格用語解説基本情報技術者試験・デジタル社会形成基本法
技術者の社会的責任
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用語解説
技術者の社会的責任は、専門知識を用いる者が、設計・開発・運用した技術の安全、人権、環境、社会への影響を予見・評価し、危害の防止と説明・是正に主体的に関わる責任です。
■ 試験で押さえるポイント
仕様どおり作るだけでなく、通常利用、合理的に予見できる誤使用、障害、攻撃、廃棄までライフサイクル全体の影響を考えます。
危険や限界を経営者、顧客、利用者へ理解できる形で説明し、試験記録と判断根拠を残し、事故時には原因究明と再発防止へ協力します。
組織の指示に従ったことだけで責任を免れるわけではなく、重大な危険を発見したら是正を提案し、内部手続で報告・エスカレーションします。
安全性に加え、アクセシビリティ、プライバシー、公平性、持続可能性なども考慮しますが、最終責任は技術者個人だけでなく組織と分担されます。
■ 選択肢での判断ポイント
技術者を依頼された仕様の実装だけに限定する選択肢を退け、公衆への影響、リスク説明、予防、報告、継続的改善を担う判断を選びます。
例: 医療機器のログ欠落が誤診を招く恐れを見つけた担当者が、納期を理由に黙認せず、影響を評価して設計変更と利用者への注意喚起を提案します。