魔の川 (Devil River)

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用語解説

魔の川(Devil River)は、基礎・技術研究で得た原理や知見を、具体的な用途を目指す開発段階へ移そうとするとき、実現可能性、目的、資源、評価基準が定まらず先へ進めない障壁です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 研究成果は科学的に興味深くても、再現性、性能、用途、既存技術への優位性が不足し、開発投資の対象として選ばれないことがあります。

  • 研究側は新規知識、事業側は顧客価値と期限を重視するため、言葉・評価基準・時間軸の違いを橋渡しする役割が必要です。

  • PoC、技術成熟度評価、想定用途と必要性能の定義、研究者と開発者の共同チーム、段階的資金配分によって越える可能性を高めます。

  • 死の谷が開発成果を製品・事業へ移す障壁なのに対し、魔の川は研究から具体的開発へ渡る、より上流の障壁です。

■ 選択肢での判断ポイント

段階の順序を、研究→魔の川→開発→死の谷→事業化→ダーウィンの海→事業成功と整理します。魔の川は市場競争そのものではありません。

例: 新材料の原理を論文で示せても、安定して作れず用途別の要求性能も不明なら開発予算を得られません。小規模PoCで再現性と対象用途を示して次段階へ進めます。

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