キャズム
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用語解説
キャズムは、新製品市場の普及過程で、革新性を評価し不完全でも採用する初期採用者層と、実績・信頼性・周囲の採用事例を重視する初期多数派との間に生じる大きな需要の断絶です。
■ 試験で押さえるポイント
初期採用者は変革や競争優位を求めますが、初期多数派は実用性、完全な解決策、支援体制、同業者の参照事例を求め、購買理由が異なります。
初期市場での評判が主流市場へ自動的に伝わるとは限らず、広く売ろうとすると資源が分散して、どの分野でも完全な製品にならない危険があります。
特定の足掛かり市場に集中し、周辺機能・導入支援を含むホールプロダクトと参照顧客を整え、隣接市場へ展開することが突破策になります。
製品ライフサイクル上の単なる売上低下や、研究から開発へ移る魔の川とは異なり、採用者層間の価値基準の違いによる市場普及の障壁です。
■ 選択肢での判断ポイント
アーリーアダプターからアーリーマジョリティへ普及する間の溝です。書籍名だけでなく、主流顧客が実績・完全性を求める点を押さえます。
例: 先進企業10社が試作品を評価しても、一般企業が導入実績、運用支援、既存システム連携を求めて買わない場合があります。一業種でそれらを整え、参照事例を作って越えます。