IT資格用語解説基本情報技術者試験・経営組織
垂直思考
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用語解説
垂直思考(vertical thinking)は、既存の前提、規則、因果関係を基に、論理を一段ずつ掘り下げて評価し、矛盾を除きながら一つの妥当な結論へ収束させる思考法です。論理的・分析的な深掘りに適します。
■ 試験で押さえるポイント
与えられた問題の枠内で、事実を整理し、原因を階層化し、各推論が正しいかを確認して、実現可能性の高い解へ絞り込みます。
水平思考が前提や視点を変えて選択肢を広げる発散的思考なのに対し、垂直思考は得られた案を論理、費用、効果、制約で評価する収束的思考です。
原因分析、計算、アルゴリズム、計画具体化など、手順を追って正解を求める場面で有効です。前段の誤りが後続へ伝わるため、各前提の検証が欠かせません。
既存の枠組み自体が誤っている場合は深掘りしても抜本解へ届きません。問題設定が妥当かを水平思考などで問い直し、両者を使い分けます。
■ 選択肢での判断ポイント
「論理を順に積み上げ、既存の方向を深く掘って解を絞る」が垂直思考です。「常識を外して多数の異質な案を出す」は水平思考です。
例: 応答遅延について、処理時間を受付、DB検索、計算、通信へ分解し、測定値からDB検索が80%を占めると特定して索引改善へ絞るのが垂直思考です。