衛生理論

更新日:

用語解説

衛生理論は、ハーズバーグの動機付け・衛生理論(二要因理論)で、仕事の満足を高める動機付け要因と、欠けると不満を生む衛生要因は別の軸で作用すると考える理論です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 動機付け要因には達成、承認、仕事そのもの、責任、昇進、成長など仕事の内容に関わるものがあり、充足すると満足と内発的な意欲を高めます。

  • 衛生要因には会社方針、監督、給与、対人関係、労働条件、身分保障など仕事の環境に関わるものがあり、不十分だと不満を生みます。

  • 衛生要因を改善すると不満は減りますが、それだけで持続的な満足・意欲が大きく高まるとは限りません。満足の反対は不満ではなく「満足がない状態」と捉えます。

  • 不満を除く環境整備と、責任や成長機会を与える職務充実の両方が必要です。給与を常に動機付け要因とする選択肢は、この理論上は誤りです。

■ 選択肢での判断ポイント

給与・労働条件・会社方針は衛生要因、達成・承認・責任・成長は動機付け要因です。「衛生要因を増やせば必ず強い動機になる」は誤りです。

例: 空調不良を直し給与遅配をなくすと不満は減ります。さらに仕事の裁量と成果への承認を与えることで、満足と意欲の向上を狙います。

音声で聞く

同じ分野の用語