カーボンニュートラル

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用語解説

カーボンニュートラルは、対象範囲・期間における二酸化炭素をはじめとする人為的な温室効果ガス排出量から、人為的な吸収・除去量を差し引き、正味の排出量を実質ゼロにする状態です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 正味排出量=総排出量吸収・除去量\text{正味排出量}=\text{総排出量}-\text{吸収・除去量}で表し、これを0にします。名称にCarbonとありますが、通常はCO2以外の温室効果ガスもCO2換算して含みます。

  • 最初から排出を全くしない意味ではありません。省エネ、再エネ、電化、工程転換で排出を最大限削減し、削減困難な残余排出を森林吸収や除去で均衡させます。

  • 国、企業、製品、イベントなど対象により算定境界が異なるため、対象ガス、Scope 1・2・3、期間、基準、クレジット品質を明示します。

  • 排出削減量と吸収・除去量の二重計上を避け、永続性・追加性を確認します。カーボンオフセット購入だけで自動的に十分な削減努力になるわけではありません。

■ 選択肢での判断ポイント

排出量そのものが0ではなく、排出から吸収・除去を差し引いた正味が0です。CO2だけに必ず限定する選択肢にも注意します。

例: 年間1,000t-CO2eの排出を工程改善で300tまで減らし、残る300tと同量の検証済み吸収・除去を確保すると、300300=0t\mathcharCO2e300-300=0\,\mathrm{t\mathchar`-CO_2e}です。

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