IT資格用語解説基本情報技術者試験・制御に関する理論
オープンループ
更新日:
用語解説
オープンループ制御は、制御対象の出力を測定して操作量へ戻す帰還経路を持たず、目標値、時間、あらかじめ定めた手順などから操作量を決める制御方式です。
■ 試験で押さえるポイント
出力センサーや比較器を必要としないため構成が単純で、費用が低く、帰還による発振も生じません。
外乱、負荷変動、個体差、経年変化で出力が目標からずれても、その結果を検出して自動修正できません。
対象特性がよく分かり、外乱が小さく、結果の高精度が不要なタイマ制御や定量操作に適します。
フィードバック制御は出力偏差を用いる閉ループです。フィードフォワードは出力帰還を使わなくても、外乱を測定しモデルで先回り補償する点が異なります。
■ 選択肢での判断ポイント
出力結果を操作量の修正へ用いない点を選びます。「出力をセンサーで測り目標との差を戻す」はクローズドループです。
例: トースタがパンの焼け具合を測らず、設定した3分間だけヒータを通電する方式では、パンの厚さが違っても自動補正しません。