サーミスタ

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用語解説

サーミスタは、温度によって電気抵抗が大きく変化する半導体抵抗素子で、温度測定、温度補償、過熱・過電流保護などに使われます。金属測温抵抗体より一般に小形で感度が高い一方、抵抗と温度の関係は非線形です。

■ 試験で押さえるポイント

  • NTCサーミスタは温度上昇で抵抗が減少し、温度センサーや突入電流抑制に広く使われます。NTCはNegative Temperature Coefficientの略です。

  • PTCサーミスタは温度上昇で抵抗が増加し、特定温度付近で急増する特性を過電流保護や自己温度制御へ利用します。

  • 抵抗値から温度を求めるには個々の特性表、B定数式又はSteinhart-Hart式などを使い、単純な比例関係とはみなしません。

  • 測定電流が大きいとジュール熱による自己発熱で素子温度が対象温度より上がります。測温では電流を抑え、熱結合、応答時間、使用温度範囲も確認します。

■ 選択肢での判断ポイント

NTCは温度上昇で抵抗減少、PTCは抵抗増加という向きを取り違えないことが重要です。熱電対は温度差による熱起電力を利用する別方式です。

例: あるNTCの校正表で25℃が10kΩ、50℃が5kΩなら、測定抵抗5kΩを約50℃と判定します。別型番へこの対応値をそのまま使うことはできません。

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