IT資格用語解説基本情報技術者試験・ソフトウェア品質
移植性
更新日:
用語解説
移植性は、システム、製品又は構成要素を、あるハードウェア・ソフトウェア・運用環境から別の環境へ移す際の有効性・効率性の程度を表す製品品質特性です。
■ 試験で押さえるポイント
適応性は異なる環境へ適応できる程度、設置性は指定環境へ導入・削除できる程度、置換性は同じ目的の別製品を置き換えられる程度です。
標準API、設定の外部化、移植性の高い言語・ライブラリ、環境依存部の分離、コンテナ、移行手順・自動テストで高めます。
ソースが動くだけでなく、データ形式、文字コード、性能、周辺機器、運用、ライセンス、利用者教育まで移行対象として評価します。
同じ環境で他製品と共存・情報交換する互換性に対し、移植性は環境間移動と置換へ重点があります。
■ 選択肢での判断ポイント
適応性・設置性・置換性を識別します。相互運用性は互換性側の副特性です。
例: オンプレミスからクラウドへ移す際、環境変数で接続先を変え、移行ツールでデータを変換し、性能と回帰試験を通せるなら移植性が高いといえます。