トレース(変数の値を追って処理を確かめる方法)

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用語解説

トレースは、プログラムを1行ずつ実行したつもりになって、変数の値の変化を表に書きながら処理をたどる方法です。擬似言語の問題では、出力や戻り値を求めるときにも、空欄に入る字句を選ぶときにも使います。

■ 試験で押さえるポイント

  • 変数ごとに列を作り、代入が起きるたびに新しい値を書きます。繰返しは1回ごとに1行にすると数え間違えません。

  • if や while の条件は、その時点の値で真か偽かを書き添えます。

  • 空欄を選ぶ問題では、選択肢を一つずつ当てはめて1〜2回分トレースし、問題文に書かれた値の変化(例:1→3→7→13)と一致するものを選びます。

  • 問題文の「num の値が 1→3→7→13 と変化し」は、最初の値と、代入のたびの値を並べたものです。

  • 配列の並べ替えでは、配列全体を1行に書き、入替えのたびに次の行に書き直します。

時点

i

num ← num + 2 × i

num

開始(num ← inData)

―

―

1

1回目

1

1 + 2 × 1

3

2回目

2

3 + 2 × 2

7

3回目

3

7 + 2 × 3

13

上は calcX(1) で for(i を 1 から 3 まで 1 ずつ増やす)の中が num ← num + 2 × i の場合です。1→3→7→13 となり、問題文の変化と一致します。2 × num + i を当てはめると 1→3→8→19 となり一致しません。

■ 選択肢での判断ポイント

全部を細かく追う前に、選択肢を当てはめて最初の1〜2回だけ計算すると、多くの選択肢を素早く外せます。値が一致する選択肢が残ったら最後までたどって確認します。

例: 配列 {3,5,1,2,4} を選択ソートで並べると、1回目の後は {1,5,3,2,4}、2回目の後は {1,2,3,5,4}、3回目の後も {1,2,3,5,4} です。

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