箱ひげ図

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用語解説

箱ひげ図は、中央値、四分位数、散らばり、外れ値を箱とひげで要約し、データ分布や複数集団を比較する図です。箱の下端を第1四分位数Q1、内部線を中央値Q2、上端を第3四分位数Q3とします。

■ 試験で押さえるポイント

  • 箱は中央50%の範囲を表し、四分位範囲IQR=Q3Q1\mathrm{IQR}=Q_3-Q_1です。箱が長いほど中央部分のばらつきが大きく、中央値の偏りから非対称性を読み取れます。

  • 代表的なTukey方式では、Q11.5IQRQ_1-1.5\,\mathrm{IQR}以上かつQ3+1.5IQRQ_3+1.5\,\mathrm{IQR}以下の最小・最大データまでひげを伸ばし、範囲外を外れ値として個別表示します。

  • ひげを単純な最小値・最大値へ伸ばす流儀もあり、四分位数の計算法もソフトウェアで差があります。凡例や問題文で定義を確認します。

  • 箱ひげ図は標本数、分布の細かな山、各値の頻度を十分には示しません。平均値も標準では表示しないため、中央値との取り違えに注意します。

■ 選択肢での判断ポイント

=Q1Q3\text{箱}=Q_1\sim Q_3、箱内線=中央値、箱の長さ=IQR\text{箱の長さ}=\mathrm{IQR}です。外れ値を除く方式では、ひげの端が観測データ全体の最小・最大とは限りません。

例: 1、2、3、4、5、6、20でQ1=2Q_1=2Q2=4Q_2=4Q3=6Q_3=6ならIQR=4\mathrm{IQR}=4上側境界=6+1.5×4=12\text{上側境界}=6+1.5\times4=12なので、20は外れ値、上ひげは6です。

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