条件付き確率

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用語解説

条件付き確率は、事象Aが起きたと分かっている状況で事象Bが起こる確率で、P(BA)=P(AB)P(A)P(B\mid A)=\dfrac{P(A\cap B)}{P(A)}と定義します。ただしP(A)>0P(A)>0で、標本空間をAの範囲へ絞り直す考え方です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 分母は条件として与えられた事象Aの確率、分子はAとBがともに起こる確率です。記号B|Aの右側が条件です。

  • 乗法定理を変形するとP(AB)=P(A)P(BA)P(A\cap B)=P(A)P(B\mid A)です。P(AB)P(A\mid B)とは一般に異なり、条件の向きを入れ替えません。

  • AとBが独立ならP(BA)=P(B)P(B\mid A)=P(B)です。一方、排反でP(A)>0P(A)>0ならP(BA)=0P(B\mid A)=0なので、通常は独立ではありません。

  • 復元しない抽出、検査結果から原因を推定する問題、属性で絞った割合などでは、条件後の母数を分母にすることが重要です。

■ 選択肢での判断ポイント

『Aであると分かったときのB』なら、Aを分母となる新しい標本空間にします。P(B|A)とP(AB)P(A\mid B)の逆転が典型的な誤答です。

例: 52枚のカードで赤札Aは26枚、そのうちハートBは13枚なので、赤札と分かった条件でハートの確率はP(BA)=13/26=1/2P(B\mid A)=13/26=1/2です。

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