IT資格用語解説基本情報技術者試験・確率と統計
階乗
更新日:
用語解説
階乗は、非負整数nについて、1からnまでの正整数を全て掛けた値で、と定義します。再帰的にはで、組合せ計算との整合からです。
■ 試験で押さえるポイント
異なるn個を全て一列に並べる順列はn!通りです。先頭にn通り、次に通りと選択肢を掛ける乗法原理から得られます。
n個から異なるr個を順序付きで選ぶ順列は、順序を区別しない組合せはです。
同じものを含む並べ方では、総数n!を同一要素の個数の階乗で割ります。a個、b個が同一ならn!/(a!b!…)です。
階乗は急速に大きくなります。計算では共通する階乗を展開して約分すると、巨大な中間値やオーバーフローを避けられます。
■ 選択肢での判断ポイント
並べる順序を区別するかで順列と組合せを選び、を押さえます。という対称性も計算の確認に使えます。
例: 5人から委員長と副委員長を選ぶなら通り、役職を区別せず2人を選ぶなら通りです。