階乗

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用語解説

階乗は、非負整数nについて、1からnまでの正整数を全て掛けた値で、n!=n×(n1)××2×1n!=n\times(n-1)\times\cdots\times2\times1と定義します。再帰的にはn!=n(n1)!n!=n(n-1)!で、組合せ計算との整合から0!=10!=1です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 異なるn個を全て一列に並べる順列はn!通りです。先頭にn通り、次にn1n-1通りと選択肢を掛ける乗法原理から得られます。

  • n個から異なるr個を順序付きで選ぶ順列はnPr=n!(nr)!{}_nP_r=\dfrac{n!}{(n-r)!}、順序を区別しない組合せはnCr=n!r!(nr)!{}_nC_r=\dfrac{n!}{r!(n-r)!}です。

  • 同じものを含む並べ方では、総数n!を同一要素の個数の階乗で割ります。a個、b個が同一ならn!/(a!b!…)です。

  • 階乗は急速に大きくなります。計算では共通する階乗を展開して約分すると、巨大な中間値やオーバーフローを避けられます。

■ 選択肢での判断ポイント

並べる順序を区別するかで順列と組合せを選び、0!=10!=1を押さえます。nCr=nCnr{}_nC_r={}_nC_{n-r}という対称性も計算の確認に使えます。

例: 5人から委員長と副委員長を選ぶなら5P2=5!/3!=5×4=20{}_5P_2=5!/3!=5\times4=20通り、役職を区別せず2人を選ぶなら5C2=20/2!=10{}_5C_2=20/2!=10通りです。

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