ばらつき

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用語解説

ばらつきは、データが中心位置の周囲へどの程度散らばっているかという性質です。平均などの代表値が同じでも分布の広がりは異なるため、範囲、四分位範囲、分散、標準偏差などで数値化します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 範囲=最大値最小値\text{範囲}=\text{最大値}-\text{最小値}は簡単ですが両端の二値だけに依存します。四分位範囲IQR=Q3Q1\mathrm{IQR}=Q_3-Q_1は中央50%を使い、外れ値の影響を受けにくい尺度です。

  • 分散は平均との差の二乗平均、標準偏差はその平方根です。全データを反映しますが、外れ値の二乗が大きく効きます。

  • 平均が大きく異なる正の比率尺度の集団では、変動係数CV=標準偏差平均\mathrm{CV}=\dfrac{\text{標準偏差}}{\text{平均}}を使うと相対的なばらつきを比較できます。平均が0付近では不適切です。

  • ばらつきが小さいことは安定性を示す場合がありますが、中心が目標値からずれていれば品質が高いとは限りません。位置と散らばりを併せて評価します。

■ 選択肢での判断ポイント

代表値は中心、ばらつき指標は広がりを表します。外れ値への強さ、単位、全データを使うかを基準に範囲・IQR・分散・標準偏差を選びます。

例: A=48,49,50,51,52A=48,49,50,51,52B=30,40,50,60,70B=30,40,50,60,70はともに平均50ですが、範囲はAが4、Bが40なのでBの方が大きくばらつきます。

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