尖度

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用語解説

尖度は、平均から遠い値をどの程度生じやすいか、すなわち分布の裾の重さを4次モーメントで表す無次元の指標です。代表的定義はE[((Xμ)/σ)4]E[((X-\mu)/\sigma)^4]で、正規分布の尖度は3です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 正規分布の3を引いた超過尖度を用いる流儀では、正規分布が0です。問題やソフトウェアが通常の尖度か超過尖度かを確認します。

  • 超過尖度が正なら正規分布より重い裾と極端値が現れやすく、負なら軽い裾です。単に山頂の細さだけを表す指標と考えると誤解します。

  • 偏差を4乗するため外れ値に非常に敏感で、少数標本では推定が不安定です。ヒストグラム、Q-Qプロット、外れ値の原因も確認します。

  • 平均と分散が同じでも尖度は異なり得ます。中心位置とばらつきだけでは、極端値の発生しやすさを十分に表せません。

■ 選択肢での判断ポイント

正規分布を3とする定義と、正規分布を0とする超過尖度を区別します。高い尖度の本質は重い裾・極端値です。

例: Xが確率0.9で0、各0.05で±10\pm\sqrt{10}を取ると、平均0、分散1、尖度E[X4]=0.1×100=10E[X^4]=0.1\times100=10、超過尖度7で、極端値を生じやすい分布です。

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