相関と因果
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用語解説
相関は二変数が一緒に変化する統計的関連、因果は一方へ介入して値を変えたとき、他方の結果も変わる関係です。相関は因果を検討する手掛かりですが、それだけでは原因・結果を証明できません。
■ 試験で押さえるポイント
相関はA→Bの因果、B→Aの逆因果、共通原因Cによる交絡、標本選択、時系列トレンド、偶然のいずれでも生じ得ます。
因果を支持するには原因が結果より先であること、代替説明を排除すること、再現性や作用機序などを確認します。
無作為化比較実験は既知・未知の交絡を平均的に均衡させやすい方法です。実験できない場合は層別、回帰、マッチング等を使いますが仮定が必要です。
相関が見つからなくても、非線形効果、相殺する集団差、測定誤差、標本不足によって真の因果効果を見逃す場合があります。
■ 選択肢での判断ポイント
『一緒に変化』は相関、『介入すると結果が変化』は因果です。時間順序や交絡制御なしに相関係数だけで因果を断定する選択肢を除きます。
例: アイス売上と水難事故はともに夏に増えますが、アイスが事故を起こすとは限らず、気温という共通原因が両方を増やす可能性があります。