仮説検定

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用語解説

仮説検定は、母集団について置いた帰無仮説H0と対立仮説H1のうち、標本データがH0とどの程度両立するかを検定統計量で評価し、事前に定めた規則でH0を棄却するか判断する方法です。

■ 試験で押さえるポイント

  • H0・H1、片側か両側か、有意水準α、検定方法をデータを見る前に定め、統計量とH0の下での分布から棄却域又はp値を求めます。

  • pαp\le\alphaならH0を棄却し、p>αp>\alphaなら棄却できないとします。棄却できないことはH0が正しいと証明したことではありません。

  • H0が真なのに棄却する第1種の誤りの確率をα、H0が偽なのに棄却できない第2種の誤りの確率をβとし、検出力は1β1-\betaです。

  • 統計的有意性だけでなく、効果量、信頼区間、標本設計、前提条件、多重検定、実務上の重要性を併せて報告します。

真の状態 / 判断

H0を棄却

H0を棄却できない

H0が真

第1種の誤り(α)

正しい判断

H0が偽

正しい判断(検出力 1−β)

第2種の誤り(β)

■ 選択肢での判断ポイント

手順は仮説設定→有意水準→統計量→p値又は棄却域→判断です。『採択』ではなく『棄却』又は『棄却できない』と表現します。

例: H0を平均50、H1を50ではないとし、両側5%検定で標準化統計量z=2.10z=2.10を得た場合、2.10>1.96|2.10|>1.96なのでH0を棄却します。

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