帰無仮説

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用語解説

帰無仮説H0は、差・効果・関連がない、又は母数が基準値に等しいなど、仮説検定で標本結果の珍しさを評価する基準として仮定する命題です。H0の下で検定統計量の分布を求めます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 平均差0、相関係数0、不良率が基準以下など、検定可能な母数の条件として具体的に設定します。単なる研究者の信念ではありません。

  • データがH0の下で十分に極端ならH0を棄却します。極端でなければ『棄却できない』のであり、H0を真と証明して採択するわけではありません。

  • 同等性を示したい場合、通常の差の検定で有意でないだけでは不十分です。同等性の許容幅を定めた専用の仮説設定を用います。

  • H0の境界、片側・両側、前提条件により棄却域とp値が変わるため、データを見る前にH1と併せて定めます。

■ 選択肢での判断ポイント

検定の出発点であり、棄却対象です。『棄却できない正しいと証明\text{棄却できない}\ne\text{正しいと証明}』『有意差なし完全に同じ\text{有意差なし}\ne\text{完全に同じ}』という選択肢を除きます。

例: 新旧方式の平均処理時間に差があるか調べる両側検定ではH0:μμ=0H_0:\mu_{\text{新}}-\mu_{\text{旧}}=0H1:μμ0H_1:\mu_{\text{新}}-\mu_{\text{旧}}\ne0と置きます。

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