p値

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用語解説

p値は、帰無仮説H0と検定の前提が正しいと仮定したとき、観測した検定統計量と同じか、それ以上にH0から離れた結果が得られる確率です。小さいほど観測データとH0が両立しにくいことを示します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 事前に定めた有意水準αと比較し、pαp\le\alphaならH0を棄却します。p値はデータから計算し、αは意思決定基準として事前に決めます。

  • p値はH0が真である確率、結果が偶然だけで生じた確率、再現する確率、効果が大きい確率ではありません。

  • 片側・両側、検定統計量、標本設計、前提条件でp値は変わります。両側検定では両方向の極端さを含めます。

  • 標本数が大きいと実務上小さな差でもp値が小さくなり得るため、効果量と信頼区間を併記して重要性を判断します。

■ 選択肢での判断ポイント

『H0を仮定した条件付き確率』でありP(H0データ)P(H_0\mid\text{データ})ではありません。p=0.03p=0.03α=0.05\alpha=0.05なら棄却しますが、H0が3%で正しいとはいえません。

例: 両側検定でp=0.03p=0.03なら、H0の下で観測値以上に両方向へ極端な結果が出る確率が3%です。α=0.05\alpha=0.05では棄却し、α=0.01\alpha=0.01では棄却しません。

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