第1種の誤り

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用語解説

第1種の誤りは、帰無仮説H0が実際には真であるのに、標本の偶然変動によってH0を棄却する誤りです。効果がないのにあると判断する偽陽性に相当し、その確率をαで表します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 検定手続では第1種誤り確率が有意水準α以下になるよう棄却域を設定します。αはH0が真という条件の下での確率です。

  • αを小さくすれば第1種誤りは抑えられますが、標本数などが同じなら第2種誤りが増え、真の効果を見逃しやすくなります。

  • 多数の独立仮説を各α=0.05\alpha=0.05で検定すると、一つ以上の第1種誤りが起こる確率は10.95m1-0.95^mとなり、検定数mとともに増えます。

  • 誤りの損失は用途で異なります。安全でない製品を安全とする誤りと、有効な施策を見送る誤りを整理してαを選びます。

■ 選択肢での判断ポイント

『H0が真なのに棄却』が第1種で、偽陽性・αと対応します。真偽と判断を2×22\times2表にすると第2種との取り違えを防げます。

例: 実際には新薬の効果が従来薬と同じなのに、検定で有意差ありとして新薬が優れると結論付けるのが第1種の誤りです。

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