IT資格用語解説基本情報技術者試験・数値計算
スカラ
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用語解説
スカラは、線形代数でベクトルや行列の各成分、又はそれらを拡大・縮小する一つの数です。通常は実数又は複素数で、ベクトルのように複数成分による方向を持ちません。
■ 試験で押さえるポイント
ベクトルvへスカラcを掛けると、全成分をc倍したcvになります。cが負なら向きを反転し、絶対値が大きさの倍率になります。
二つのベクトルの内積は一つのスカラを返し、行列とベクトルの積は通常ベクトルを返します。演算結果の型を区別します。
物理では温度、質量、時間など座標回転で値が変わらない量をスカラと呼びます。数値が一つでも、単位や変換規則を無視できるという意味ではありません。
行列は成分を一つ持ちますが、一般の行列演算ではスカラと厳密に同一視しない場合があります。問題の数学的対象を確認します。
■ 選択肢での判断ポイント
一つの値でベクトルの成分や倍率になるのがスカラです。ベクトルの大きさであるノルムや、内積の結果もスカラです。
例: にスカラ-2を掛けるととなり、大きさは2倍、向きは反対になります。