IT資格用語解説基本情報技術者試験・数値計算
固有ベクトル
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用語解説
固有ベクトルは、正方行列Aによる変換後も同一直線上に残る非ゼロベクトルvで、ある固有値λについてを満たします。対応するλごとにを解いて求めます。
■ 試験で押さえるポイント
ゼロベクトルは全てのλで式を満たしてしまうため、固有ベクトルから明示的に除外します。
vが固有ベクトルなら、0でないスカラcに対するcvも同じ固有値の固有ベクトルです。通常はノルム1へ正規化して代表させます。
同じλに属する固有ベクトルとゼロベクトルの集合は固有空間を成し、その次元を幾何学的重複度と呼びます。
異なる固有値に対応する固有ベクトルは一次独立です。n個の一次独立な固有ベクトルがあれば行列を対角化できます。
■ 選択肢での判断ポイント
固有値を先に特性方程式で求め、から非ゼロ解を求めます。大きさは一意でなく方向の代表です。
例: でならから、です。例えば(1,0)はを満たします。