IT資格用語解説基本情報技術者試験・労働関連の法規
成果物の完成責任
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用語解説
成果物の完成責任は、請負契約において受注者が合意した仕様・品質を満たす仕事を完成させ、成果物を引き渡す責任です。作業時間を提供するだけでなく、完成という結果が契約目的になります。
■ 試験で押さえるポイント
請負では仕事の完成に対して報酬が支払われ、完成しなければ原則として契約どおりの報酬請求ができません。
成果物が契約内容へ適合しない場合、発注者は契約不適合責任に基づき追完、代金減額、損害賠償、解除等を求め得ます。
準委任は善良な管理者の注意をもって事務を処理することが中心で、原則として特定成果の完成自体を約束する請負とは異なります。
システム開発では契約名だけでなく、工程、成果物、検収、報酬条件、当事者の役割から請負か準委任かを判断します。
■ 選択肢での判断ポイント
請負は仕事の完成、準委任は適切な事務処理が中心で、完成責任の有無が重要な違いです。成果物を納品すれば何でも完成とは限らず、合意仕様への適合が必要です。
例: 請負契約で指定機能を持つシステムの納入を約束した受注者は、単に作業時間を費やしただけでなく、仕様を満たす成果物を完成させて検収へ出します。