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関数従属性の推論(アームストロングの公理・閉包・候補キー)
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用語解説
関数従属性の推論は、与えられた関数従属性から、成り立つほかの関数従属性を導くことです。アームストロングの公理を使い、属性の閉包を求めて候補キーを決めます。
■ 試験で押さえるポイント
アームストロングの公理は、反射律(YがXの部分集合ならX→Y)、増加律(X→YならXZ→YZ)、推移律(X→YかつY→ZならX→Z)です。
公理から、合併律(X→YかつX→ZならX→YZ)、分解律(X→YZならX→YかつX→Z)などが導けます。
属性の集合Xの閉包は、Xから関数従属をたどって決まるすべての属性の集合です。閉包がすべての属性になる最小の集合が候補キーです。
■ 過去問での着眼点
「BとCの和集合がAに関数従属すれば、BとCはそれぞれAに関数従属する」は分解律です。候補キーを求める問題では、どの関数従属の右辺にも現れない属性は必ず候補キーに含まれる、という点から絞り込みます。
例: R(A, B, C, D, E)で A→B、B→C、D→E のとき、{A, D}の閉包は A→B→C と D→E で {A, B, C, D, E} になるので、{A, D} が候補キーです。A と D はどの関数従属の右辺にも現れないので、必ず含まれます。