分散

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用語解説

分散は、各データと平均との差である偏差を二乗し、その平均を取ったばらつきの尺度です。母集団ではσ2=i(xiμ)2N\sigma^2=\dfrac{\sum_i(x_i-\mu)^2}{N}とし、値が大きいほど平均から広く散らばっています。

■ 試験で押さえるポイント

  • 偏差をそのまま合計すると必ず0になるため二乗します。二乗により正負を打ち消さず、平均から遠い値をより大きく反映します。

  • 標本から母分散を不偏推定する標本分散はs2=i(xixˉ)2n1s^2=\dfrac{\sum_i(x_i-\bar{x})^2}{n-1}です。単に標本内の二乗偏差平均を表す場合は分母nなので、定義を確認します。

  • 計算公式V(X)=E[X2]{E[X]}2V(X)=E[X^2]-\{E[X]\}^2を使えます。またV(aX+b)=a2V(X)V(aX+b)=a^2V(X)で、定数bの加算は分散を変えません。

  • 分散の単位は元データの単位の二乗です。元と同じ単位でばらつきを表す標準偏差は、分散の正の平方根です。

■ 選択肢での判断ポイント

母分散の分母Nと不偏分散の分母n1n-1、標準偏差との関係、定数倍でa2a^2倍になる性質が頻出です。

例: 母集団2、4、6ではμ=4\mu=4なので、分散は{(24)2+(44)2+(64)2}/3=(4+0+4)/3=8/3\{(2-4)^2+(4-4)^2+(6-4)^2\}/3=(4+0+4)/3=8/3です。

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